紀要論文 冬・春季に北西太平洋において急速に発達する低気圧と東西指数の関係
Relationship between the extratropical cyclones developing rapidly in the North-west Pacific Ocean and the Zonal-index in Winter and Spring

諸原, 慎之介

47pp.21 - 30 , 2015-03-20 , 法政大学地理学会
ISSN:09125728
NII書誌ID(NCID):AN00226190
内容記述
日本列島やその周辺を東進する温帯低気圧には,短時間で急激に発達する低気圧がある.日本列島周辺から北西太平洋地域を対象とし,冬季から春季における地上低気圧の発達と上層大気の偏西風の強弱との対応を調べた.すべての低気圧について中心気圧の変化量を算出した上で,より急速に発達した低気圧を抽出した.さらに,東西指数を求めて目別に低気圧の中心示度変化量と比較した.本研究で得られた知見を以下にまとめる.①低気圧の総数は. 2000年代後半に増加する傾向にあるが,発達した低気圧の数には年毎に差異がみられる. 低気圧は,東西指数が小さくなる時(偏西風が弱い時)に急激に発達する場合が多い.なお,春季に発達する低気圧で,かつ24時間で38hPa以上発達した低気圧は東西指数の変化宣と低気圧の中心示度変化量との聞に相関がみられる.③オホーツク海や東シベリア方面に進んで急速に発達した低気圧のうち24時間で38hPa以上発達した低気圧について,24時間あたりの中心示度変化量は,他の領域で発達した低気圧と比べて東西指数の変化量と相関がある.
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http://repo.lib.hosei.ac.jp/bitstream/10114/10087/1/15_chiri_47_morohara.pdf

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