Departmental Bulletin Paper 中国語を母語とする日本語学習者の可能構文の誤用分析 : 作文コーパスをデータとして
チュウゴクゴ オ ボゴ ト スル ニホンゴ ガクシュウシャ ノ カノウ コウブン ノ ゴヨウ ブンセキ : サクブン コーパス オ データ ト シテ
An Anaysis of the Errors in Potential Sentences by Chinese Learners of Japanese : Data from the Essay Corpus

王, 辰寧  ,  オウ, シンネイ  ,  Wang, Chenning

16pp.67 - 90 , 2017-03-31 , 熊本大学文学部言語学研究室
ISSN:21861439
NCID:AA1160927X
Description
日本語の可能構文における可能形式には、可能動詞、「動詞+助動詞(ラ)レル」、「動詞+ことができる」のように、さまざまなタイプがある。また、日本語の可能構文は、主語の有生性や動詞の意志性にも制約がある。さらに、述語動詞が他動詞の場合、格パターンが「ガ、ガ」構文と「ガ、ヲ」構文の二つの可能性を持っている。このように、日本語の可能構文は多様な形式や制約を伴うため、日本語学習者が産出する際には、様々なパターンの誤用が生じることが予測される。これまで、日本語の可能構文の習得や誤用の問題を扱った研究は多数あるが、中国語を母語とする日本語学習者の可能構文の誤用に関する研究は未だ十分に行われているとは言いがたい。そこで、本稿では、『YUKタグ付き中国語母語話者日本語学習者作文コーパス2015』Ver.5を用いて、中国語を母語とする日本語学習者の可能構文で見られる誤用を調査・分析し、誤用の数、ソノパターンおよび誤用の原因の3点を明らかにしていく。
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http://reposit.lib.kumamoto-u.ac.jp/bitstream/2298/36784/1/KG0016_067-090.pdf

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