学位論文 CT検査における被ばく線量最適化のための低線量CT画像シミュレーション技術の開発

竹永, 智美  ,  タケナガ, トモミ  ,  Takenaga, Tomomi

2016-03-25 , 熊本大学
内容記述
診断可能な最低線量や最適線量を評価するためには、検討対象とした疾患や症例についてさまざまな難易度の画像を、複数の線量で撮影する必要がある。しかしながら、実際にファントム実験により線量と画像における診断能を評価するための検討を行なうには、人体と同等といえる特殊なファントムをさまざまな患者や症例に合わせて用意する必要があり、現実的ではない。また、実際にボランティアや患者に対して、症例や体格ごとにさまざまな撮影条件で複数回撮影して検討を行うことは倫理的に認められていない。このような倫理的問題がなく、現実的に実用可能なcomputed tomography(CT)検査における最適線量を決定するための有用な手法として低線量CT画像シミュレーションがある。いくつかの先行研究により報告されているシミュレーション手法の多くは、一般ユーザーにはアクセスが困難である生サイノグラムデータに依存しているため、特定のCT装置に適用が限定されている。また、生サイノグラムデータを必要としない先行研究では、シミュレーションに用いるパラメータの決定に特定のファントムを必要とするため再現が容易ではない。われわれは生サイノグラムデータや特定のファントムを使用せず、診療のために通常線量で撮影されたCT画像(以下、高線量CT画像)から低線量CT画像をシミュレーションする実用的な手法を開発した。また、本手法よりシミュレーションした低線量CT画像の画質が実際に低線量で撮影されたCT画像と同等か評価するための手法を新たに開発し、その有用性について検討した。
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http://reposit.lib.kumamoto-u.ac.jp/bitstream/2298/34662/1/hokengaku_kou5ronbun.pdf

http://reposit.lib.kumamoto-u.ac.jp/bitstream/2298/34662/2/hokengaku_kou5sinsa.pdf

http://reposit.lib.kumamoto-u.ac.jp/bitstream/2298/34662/3/hokengaku_kou5zenbun.pdf

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