紀要論文 いじめの傍観者にならないためのプログラムの考察
イジメ ノ ボウカンシャ ニ ナラナイ タメ ノ プログラム ノ コウサツ
A disucussion of the program in order to rouse classmates from bystander on bullying

藤中, 隆久  ,  フジナカ, タカヒサ  ,  Fujinaka, Takahisa

33pp.137 - 143 , 2016-02-29 , 熊本大学教育学部附属教育実践総合センター
NII書誌ID(NCID):AA11700236
内容記述
学校でのいじめ対策のうち、傍観者に当事者意識を持たせ、傍観者を仲介者にしていくプログラムを大学の授業で実践した。授業受講者のレポートと心理学理論より、このプログラムの効果を上げる上で、(1)傍観者の心理(2)共感的理解(3)集団決定(4)自己効力感の4点を満たすことの重要性が考察された。(1)(2)に関しては、人間は集団になれば危機意識が薄れ、責任感が分散すると言うことを理解し、つまりいじめが起こったときもクラス内で人数が多い傍観者という集団は、何も行動できなくなることを理解すれば、傍観者に対する共感的理解も可能になることが論じられた。共感的理解が可能であれば、傍観者の行動へのモチベーションは高くなる。また、(3)(4)に関しては、もし、いじめが起こったときにやるべきことを集団で話し合って決めておくことで、集団決定の効果が期待できること、その際、案には具体性を持たせることで自己効力感が高まり、行動化の可能性も高まることが考察された。
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http://reposit.lib.kumamoto-u.ac.jp/bitstream/2298/34283/1/KKJ0033_137-143.pdf

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