学術雑誌論文 在宅療養移行支援(Transitional Care)における専門看護師の活動実態と評価
ザイタク リョウヨウ イコウ シエン Transitional Care ニ オケル センモン カンゴシ ノ カツドウ ジッタイ ト ヒョウカ

宇佐美, しおり  ,  峰, 博子  ,  吉田, 智美[他]  ,  ウサミ, シオリ  ,  ミネ, ヒロコ  ,  ヨシダ, サトミ  ,  Usami, Shiori  ,  Mine, Hiroko  ,  Yoshida, Satomi

67 ( 7 )  , pp.78 - 90 , 2015-05 , 日本看護協会
ISSN:00228362
NII書誌ID(NCID):AN00046428
内容記述
本研究は、日本において高度看護実践家として活躍している専門看護師(以下:CNS)が実施している在宅療養移行支援(以下:TC)の実態、成果を明らかにすることを目的とした。CNSは、患者・家族の在宅での生活のニーズを満たすために、①患者の病態・予後を、病状・心理・社会・成長発達の側面からアセスメントし、②必要とされる現在・今後のケアを組み立て、③病院内外の治療チームの機能とスタッフの臨床能力、患者の病状・療養生活に対するマネジメントの力、家族・支援者の支援力、病態と今後の生活に応じた在宅療養に必要な社会資源のアセスメントを行い、④患者および家族に対する慢性的な病状の理解促進・管理支援を行い、⑤患者および家族への合併症予防・リスク管理・状態悪化予防のための継続的な生活支援、⑥家族・看護スタッフに対する療養支援、⑦TC実現のための病院内外のチームの構築、⑧残存機能が効果的に発揮できるような日常生活への支援を行っていた。そして、成果として、①患者のセルフケア行動、日常生活機能、患者の症状管理能力、家族の患者への対応、在宅支援スタッフの対応が改善され、②患者・家族の意向に沿った療養生活が実現され、③スタッフの臨床能力が改善されていた。これらの結果を、「1.患者の在宅での生活を可能にし、リスク管理を行うための療養環境の構築と継続的な支援」「2.患者・家族の症状管理、対応能力を改善するためのCNSの面接」「3.本研究の限界」という視点から考察した。
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http://reposit.lib.kumamoto-u.ac.jp/bitstream/2298/32781/1/kango_67_7_78-90.pdf

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