紀要論文 教員養成課程におけるBLS(Basic Life Support)教育の重要性とカリキュラムの在り方に関する考察

桐淵, 博

内容記述
わが国では年間約7万件の心臓突然死が発生し、学校管理下の児童生徒死亡事故においても、突然死が死因の上位を占めている。心停止からの救命は、心肺蘇生(CPR)とAED(自動体外式除細動器)の使用が最も効果的とされ、2004年には市民によるAED使用が解禁されたが、その使用率は未だに低い。学校においても消防等が進める救命講習の受講者が増えている一方、さいたま市立小学校6年生桐田明日香さんの事故をはじめ、児童生徒が倒れ意識を失った際の対応について問題になる事例が続いている。本稿は、明日香さんの事故の分析及び埼玉大学教育学部での教育実践を基に、教員養成課程における全学生対象のBLS教育の重要性とカリキュラムの在り方について基本的な諸点を考察する。なお、筆者は明日香さんの事故当時市教育長の職にあり、遺族と協働して再発防止策の策定及びその普及に取り組んできた。
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http://sucra.saitama-u.ac.jp/modules/xoonips/download.php?id=KY-AA11948173-15-03

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