Preprint 術前薬物療法が奏効した高齢者局所進行乳癌の2例

東, 瑞穂  ,  前田, 浩幸  ,  呉林, 秀崇  ,  加藤, 成  ,  藤本, 大裕  ,  森川, 充洋  ,  小練, 研司  ,  村上, 真  ,  廣野, 靖夫  ,  片山, 寛次  ,  今村, 好章  ,  五井, 孝憲

17pp.1 - 8 , 2017-01 , 福井大学医学部
ISSN:1348-8562
Description
要旨:症例1 は81 歳女性で,左乳房腫瘤(径65 mm)と腫瘍直上皮膚の浮腫,左腋窩リンパ節腫大を認め,針生検にて浸潤性乳管癌,ER 80 %, PgR 20 %, Her2 score 2(FISH 陰性)であった。T4bN1M0 Stage IIIB の診断にて,術前薬物療法としてletrozole + cyclophosphamide を投与してPR となった。左乳腺部分切除術+腋窩郭清を施行し,最終診断はypT2N0M0 ypStage IIA であった。症例2 は82 歳女性で,左乳房腫瘤(径30 mm)と左腋窩・胸骨傍リンパ節転移を認めた。針生検では浸潤性乳管癌,ER 0 %,PgR 0 %, Her2 score 1であった。T2N3bM0 StageⅢC の診断で,術前薬物療法としてcapecitabine + cyclophosphamide を投与しPR となった。左胸筋温存乳房切除+腋窩郭清を施行し,最終診断はypT1micN0M0 ypStage I であった。高齢者局所進行乳癌に対して安全に術前薬物療法を施行し,奏効が得られた2 例を経験したので報告する。
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http://repo.flib.u-fukui.ac.jp/dspace/bitstream/10098/10043/1/10098-10043.pdf

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