Preprint 抗EGFR抗体が有効であった化学療法抵抗性大腸癌Virchowリンパ節転移の1 例

呉林, 秀崇  ,  五井, 孝憲  ,  成瀬, 貴之  ,  澤井, 利次  ,  森川, 充洋  ,  山口, 明夫

17pp.1 - 5 , 2017-01 , 福井大学医学部
ISSN:1348-8562
Description
36歳, 女性.紹介医にてS状結腸癌,卵巣転移(破裂)に対し,S状結腸切除術, 卵巣切除が行われた.術後,mFOLFOX6,FOLFIRIを順に施行,25か月後に傍大動脈リンパ節再発を生じ,抗VEGF抗体+FOLFIRIが行われた.転移リンパ節は約1年間,径1cmに維持されたが,化学療法の副作用によるQOLの低下から継続が困難となり当科紹介となった.再発巣が長期間,傍大動脈リンパ節のみであったため,開腹術を施行したが,傍大動脈リンパ節の他に骨盤内での腹膜播種(P2)も認めたため,傍大動脈リンパ節郭清,腹膜播種巣切除,HIPECを施行した.術後はLV/5FU療法を行ったが,術後10ヶ月で径3cmのVirchowリンパ節再発を認めたため,抗EGFR抗体療法を施行した.6回終了後,腫瘍マーカーは正常化し,腫瘍径は0.8cmと縮小した.その後も新病変の出現も無く外来化学療法を継続している.
Full-Text

http://repo.flib.u-fukui.ac.jp/dspace/bitstream/10098/10017/1/10098-10017.pdf

Number of accesses :  

Other information