Departmental Bulletin Paper 時代の政治思想や倫理的判断に焦点を当てた歴史解釈学習の原理 : 米国アマーストプロジェクト単元「 ヒロシマ」 を手かがりとして

寺尾,健夫

40pp.25 - 36 , 2016-02-12 , 福井大学教育地域科学部附属教育実践総合センター
ISSN:13427261
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本稿の日的は,政治思想や倫理的判断と関係する社会問題に焦点を当てて時代像の解釈を行い,時代の特色を理解する歴史学習の原理を一般化すること,そしてこの原理に基づいて,時代の特色を学習者に理解させ,構成させる方法を解明することである。この目的を達成する方法として,1960年代の米国で新社会科として開発されたアマーストプロジェクトの単元「ヒロシマ」の分析を通して,政治思想や倫理的判断に焦点を当てて時代の特色を理解する歴史学習の原理と方法の抽出を試みた。その結果,3つの学習原理とそれぞれの原理に準拠した学習方法が明らかとなった。さらに,アマースト単元「ヒロシマ」での,政治思想や倫理的判断に焦点を当てた歴史学習は,構築主義歴史学習としては認知構築主義に基づくものとなっていること,および学習者のさらなる主体的歴史理解を促進するには社会構築主義の考え方から得られる学習原理を追加した単元を新たに開発する必要性が示唆された。
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