紀要論文 日本語とスンダ語における「断り」談話とそれに対する反応: 予備調査結果の分析に基づいて

ノフィア, ハヤティ

12pp.55 - 68 , 2017-03-22 , 金沢大学人間社会学域経済学類社会言語学演習
ISSN:2188-6350
NII書誌ID(NCID):AA1271664X
内容記述
本研究は日本語母語話者(JNS)とスンダ語母語話者(SNS)における 「断り」行為を談話レベルから考察した。 「断り行為の展開パターン」を明らかにし、 両母語話者の特徴を調べた。 分析は 「断り」談話における「断る」側とその反応のそれぞれについて、 その異同に焦点を当てた。 その結果、 両母語話者において 「断り成立までの段階」で断り行為の展開パターンに多様なストラテジーが使用され、 共通した 「断りの展閣パターン」が見られた。 ところがJNSと異なり、SNSには 「断り成立後の段階」で 「断り」行為の特定の展開パターンが特に認められなかった。 これは両母語話者間における 「断り」行為の展開パターンのスタイルの違いと見なすことができる。 また、 「断り」に対して主に使用されたのは 「負担感の軽減」という発話であり、 これは 「断り成立まで」の交渉プロセスとして両母語話者が共に使用されている。 また、SNSにおいて「強要」を使用している傾向が見られ、 これはJNSとの相違点であろう。
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