Departmental Bulletin Paper 日本語学習者の作文における文章構成と説得力の関係
The Correlation between Text Structure and Persuasiveness in Essays Written by JFL Learners

石黒, 圭

8pp.3 - 14 , 2017-07-31 , 一橋大学国際教育センター
ISSN:2185-6745
NCID:AA12502475
Description
本研究は、日本語学習者が執筆した作文の文章構成と、その作文が有する説得力の高さとの関係を論じたものである。文章構成については、段落分けと文章型の観点から検討を行った。段落分けについては、一定の話題のレベルで区切るようにし、段落構成に一貫性を持たせること、段落分けを細かくしすぎないようにし、話題のまとまりを明確にすることが重要であることを示した。また、文章型については、超級レベルに達していない学習者には、両括型か頭括型でしっかり書けるように指導するのが望ましいこと、尾括型を使う場合には、冒頭部で焦点となる疑問や観点をあらかじめ示すと読みやすくなり、分括型は主題文を繰り返すのではなく、主題文を間接的な表現に言い換えるようにすると、文脈効果が高まり説得力のある文章になること、中括型や潜括型は一般に避けたほうがよいことを示した。
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http://hermes-ir.lib.hit-u.ac.jp/rs/bitstream/10086/28751/1/kokusai0000800030.pdf

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