紀要論文 話し言葉に見られる視点制約理論の妥当性 : 名大会話コーパスを分析対象に
The Validity of Empathy Hierarchy Theory in Japanese Spoken Language: an Analysis of the Meidai Dialogue Corpus

陳, 林柯

8pp.107 - 118 , 2017-07-31 , 一橋大学国際教育センター
ISSN:2185-6745
NII書誌ID(NCID):AA12502475
内容記述
日本語は視点に敏感な言語だとされ、自分自身の話をする場合には、1人称を主語にして物事を描写しなければならないという視点制約が常に働いていると言われている。これまで、久野(1978)が提唱しているこの視点制約理論は視点に関する多くの研究に用いられてきたが、その妥当性についてはまだ十分に検討されていない。本研究は視点制約が最も強いと思われる話し言葉に注目し、日本語母語話者の自然会話を用いて、ディスコースレベルで視点制約理論の妥当性を考察した。その結果として、日本語においては、自分自身の話をする際に、基本的に1人称を主語に立てて物事を語る傾向が見られた。ゆえに、久野(1978)の視点制約理論は基本的に日本語の自然会話にもあてはまると考えられる。
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http://hermes-ir.lib.hit-u.ac.jp/rs/bitstream/10086/28747/1/kokusai0000801070.pdf

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