学術雑誌論文 「やさしい日本語」による公的文書の書き換えの諸相―書き換え困難語彙の抽出を中心に―
Various aspects of rewriting documents using "Easy Japanese": Focusing on vocabulary difficult to rewrite

渡辺, 藍

(3)  , pp.73 - 84 , 2015-03-28 , ココ出版
NII書誌ID(NCID):AA12600538
内容記述
現在、「やさしい日本語」を使った公的文書の書き換えが進んでいるが、語彙に関しては明確な書き換え基準はない。本研究では、実際に外国人向けの公的文書の作成・書き換えの際に、複数の日本語教師が、書き換えが困難と感じた語彙500を抽出し、どのような理由で困難かという観点から考察を行い、その理由を大分類と細分類にまとめた。また、日本語教師と大学生が、これらの分類をもとに語彙を選別したところ、大分類での2人以上での一致率は、日本語教師で7割程度、大学生でも6割を超え、分類が比較的妥当なものだと述べることができた。細分類の2人以上の一致率は、日本語教師では4割を超えたが、大学生では2割5分程度にとどまり、判断に揺れが生じたことが窺えた。一方でどちらの分類においても、日本語教師は大学生と比較して、5~15%程度一致率は高く、日本語教師は書き換えが困難と感じる語彙への意識が比較的近く、難しい言葉の言い換えに慣れていることが分かった。
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http://hermes-ir.lib.hit-u.ac.jp/rs/bitstream/10086/27984/1/jle0000300730.pdf

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