Departmental Bulletin Paper 南宋時期における日中文化交流 : 禅僧交流を中心に
Cultural Exchanges between Nansong-Era China and Japan : Focused on Zen monks' Exchanges
南宋時期的中日文化交流 : 以禪僧交流為中心

何, 忠礼  ,  柏崎, 有里  ,  He, Zhong li  ,  Kashiwazaki, Yuri  ,  何, 忠禮

5pp.105 - 114 , 2017-03-30 , 岩手大学平泉文化研究センター
ISSN:21877904
NCID:AA12609300
Description
要旨 南宋時期、日中両国間における民間の文化交流は非常に活発であった。その主な理由は四つ挙げられる。第一に、両国は政治的接触がなく、故に文化交流は民間に依拠して行われる必要があったこと。第二に、南宋社会の経済的繁栄、文化的発展、安定した政治状況が、対外交流に有利であったこと。第三に、南宋政府が海外貿易を推奨しており、そのうえ日本側も対宋貿易を展開して中国の先進文化を吸収しようという思惑があったこと。第四に、南宋の造船業と航海技術が過去に増して大きく進歩し、並びに羅針盤を使用するようになった。そしてこのことが日中の海上航行の発展に繋がったのである。両国の禅僧は、学識を有した集合体としてこの時期の文化交流の主体をなし、彼らは日本における禅宗の大躍進を促進しただけでなく、建築・医薬・音楽・絵画・茶道・園林・飲食・書籍・生活習慣といった各分野においても幅広く交流を持ち、両国民に利益をもたらした。
訳: 柏崎有里
本文は中文併記
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