Departmental Bulletin Paper 大学教育における主体的学習に関する実践的研究 : ヴィゴツキー派の観点から

塚野, 弘明  ,  TSUKANO, Hiroaki

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本論文は、大学教育においてヴィゴツキー派の観点から主体的学習を構想した実践研究である。認知心理学5回分の記憶に関する講義を対象として4つの指導の観点から主体的学習を実践した。すなわち、素朴概念を生かしたテーマ設定、体系的概念による経験的概念の自覚化、ICT を活用した学び合い活動、振り返りによる自己の成長の自覚化である。テーマは暗記力に悩む高校生に助言するという文脈で設定し、自分の考えの変化を振り返って自己の成長を評価した。講義内容は不思議な数7± 2、記憶術、理解と記憶−意味ネットワークの形成、ワーキングメモリ、なぜ記憶力がそんなに気になってしまうのか、学校教育と暗記など11項目であり、項目ごとに学習プリント、クラウドアプリケーションに自己の考えを書かせた。8項目、5段階評価のアンケートおよび自由記述の振り返りの結果は、全項目に平均4ポイント以上、自由記述においては全員が自己の成長を自覚した。
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