Departmental Bulletin Paper ストレス場面における適切なコーピング選択を促すワークシートの作成と効果検討

横山, 裕也

24pp.63 - 85 , 2015-06-01 , 岩手大学大学院人文社会科学研究科
NCID:AA1118785X
Description
現代の社会が「ストレス社会」と呼ばれているように,私たちが日々の生活を送っていく上で「ストレス」は非常に身近な存在であり,また避けることのできない存在でもある。友人や家族など周囲の人々との関わりの中で,また暑さや寒さといった環境の中でも,私たちはストレスを感じ,それに適応しようとする。適応に失敗すると,私たちは苛立ちや不安等のネガティブな感情を経験したり,場合によっては身体症状として現れたりすることもあり,心身の健康が脅かされることになるのである。私たちはストレスを感じた時,意識的・無意識的に関わらず,そのストレスを軽減させるための対処行動(コーピング)をとっていることが多い。コーピングがうまくいけばストレスは軽減されるが,うまくいかなければ心身の健康が損なわれる可能性もある。また,コーピングの得手不得手には個人差があり,不得手である場合には心身の健康が損なわれる危険に数多く直面することになりやすいといえる。そこで本研究では,私たちのストレス場面におけるコーピング選択にはどのような要因が影響しているのか,そして場面に応じた適切なコーピング選択を行うためにはどのようなことを考慮すれば良いのか,といったことを検討していく。その上で,場面に応じた適切なコーピング選択を促すための自記式ワークシートを作成し,その効果を検討していくこととする。
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