Departmental Bulletin Paper 南琉球宮古語池間西原方言におけるdu焦点構文と述語焦点形
ミナミリュウキュウ ミヤコゴ イケマ ニシハラ ホウゲン ニ オケル duショウテン コウブン ト ジュツゴ ショウテンケイ

林, 由華  ,  Hayashi, Yuka  ,  ハヤシ, ユカ

15pp.87 - 99 , 2017-11 , オオサカ ダイガク ダイガクイン ブンガク ケンキュウカ シャカイ ゲンゴガク ケンキュウシツ , 大阪大学大学院文学研究科社会言語学研究室
NCID:AA11555159
Description
方言記述
池間西原方言には、琉球諸語全体に認められる焦点標識 =du がある。本稿では、(i)この =du をもちいた焦点構造(du 焦点構文)のもつ構文的特徴の記述、および(ii)動詞活用形のうちに =du を付与された要素と同様に焦点形として機能するものがあることを示すことを目的とする。(i)については、du焦点構文では焦点範囲の開始位置を表示する仕組みを持っており、それは「①焦点範囲開始位置より前の要素(焦点より左の要素)に非焦点助詞 =a を付与する②焦点範囲の開始位置(焦点の左端の要素)に焦点助詞 =du を付与する」という2 重のマーキングによって行っている。(ii)については、述語焦点を表すものとして(語源的に) =du を含む動詞活用形および =du を含む補助動詞構文があるほか、=du を含まないが述語のみが焦点であることが指定された活用形がある。それらは、上記の①②の特徴を満たすという点で =du が付与された要素と同じ特徴をもつ。
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http://ir.library.osaka-u.ac.jp/repo/ouka/all/67214/sln15-082.pdf

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