Departmental Bulletin Paper 日本語話者が考える英語の母音の響きについて
ニホンゴ ワシャ ガ カンガエル エイゴ ノ ボイン ノ ヒビキ ニ ツイテ

野澤, 健

2016pp.61 - 72 , 2017-05-31 , 大阪大学大学院言語文化研究科 , Graduate School of Language and Culture, Osaka University , オオサカダイガク ダイガクイン ゲンゴブンカ ケンキュウカ
NCID:BA62202744
Description
音声言語の研究11
日本語話者を対象に複数の話者の発話による英語の母音の知覚実験を行うと、同じ母音の音声刺激であっても比較的正確に知覚される音声刺激とそうでないものとがある。また、母音の前後の子音にも正答率が影響される。これは、ある環境である母音が他の母音と音声的に近づいて違いが明瞭でなくなるだけでなく、日本語話者がイメージする個々の英語の母音の響きとの差が知覚を困難にしているのではないかと思われる。ここでは、日本語話者が考える個々の英語のイメージと実際の英語の母音の響きとの違いに着目し、どのような場合に知覚が困難になるかを述べていく。英語の母音のイメージが何に起因するかは、定かではないが外来語の発音や綴り宇などが影響しているのではないかと考えられる。
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http://ir.library.osaka-u.ac.jp/repo/ouka/all/62034/gbkp_2016_o11_061.pdf

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