Departmental Bulletin Paper 大人の中にある「子ども性」の要素とその意義の検討 : Jung派の文献を中心に
Elements of “Childness” in adults and significance thereof : focusing on Jungian studies
オトナ ノ ナカ ニ アル コドモ セイ ノ ヨウソ ト ソノ イギ ノ ケントウ Jungハ ノ ブンケン ヲ チュウシン ニ

平野, 仁弥  ,  三浦, 史進  ,  原口, 喜充  ,  小川, 将司  ,  Ogawa, Masashi  ,  Miura, Shishin  ,  Haraguchi, Hisami  ,  Hirano, Kimiya  ,  ミウラ, シシン  ,  ヒラノ, キミヤ  ,  オガワ, マサシ  ,  ハラグチ, ヒサミ

22pp.43 - 52 , 2017-03-31 , 大阪大学大学院人間科学研究科教育学系 , Department of Education Graduate School of Human Sciences, Osaka University , オオサカ ダイガク ダイガクイン ニンゲン カガク ケンキュウカ キョウイクガクケイ
ISSN:13419595
NCID:AN1055404X
Description
大人の中にある「子ども性」と呼べるような性質は、様々な観点から心理臨床において重要であると考えられるが、未だ具体的な形でまとめられていない。本稿は、大人の中にある「子ども性」について、Jung派の文献を中心に先行研究を分析し、「子ども性」の要素を抽出することで検討したものである。目的は、第一に、大人の中にある「子ども性」の要素を抽出しまとめることである。第二に、「子ども性」を大人が生きることの、大人自身にとっての意義について明らかにすることである。KJ法を参考にした分析の結果、「子ども性」の要素として、「素」、「今」、「スピリチュアリティ」、「プレイフルネス」の4 つの要素が抽出された。そして、先行研究をこのような「子ども性」の観点から検討した結果、これらの要素は、大人の中にある「子ども性」と捉えられると考えられた。また、大人自身が「子ども性」を生きることの意義も示唆された。最後に、本稿で見出された要素を用いた「子ども性」の検討を続けることと、要素からのみならず、全体としての「子ども性」を検討し直すことの重要性を述べた。
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http://ir.library.osaka-u.ac.jp/repo/ouka/all/60444/aes22-043.pdf

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