紀要論文 表現活動と表現活動主導の第二言語教育
Expressing and Expressing-Oriented Second Language Education
ヒョウゲン カツドウ ト ヒョウゲン カツドウ シュドウ ノ ダイニ ゲンゴ キョウイク

西口, 光一  ,  Nishiguchi, Koichi  ,  ニシグチ, コウイチ

21pp.37 - 45 , 2017-03-31 , 大阪大学国際教育交流センター , オオサカ ダイガク コクサイ キョウイク コウリュウ センター
ISSN:13428128
NII書誌ID(NCID):AA11266479
内容記述
研究ノート
バフチンは、対面状況で交わされる短いことばから大部の小説や学術論文までを含めて、主体の交代によって画定される言語活動の単位を発話と呼んでいる。どのような発話も行為であり、能動的で実践されるものである。そして、それは特定の話者が特定の意味を伝達する局所的必要性と、一般システムとしての言語の総体的要請との間の交渉の下に実行される。発話はそれらへの応信性に基づく行為である。そして、後に意味づけられる産物を生成するところから、応信性はすなわち表現性となり、発話行為に従事することはそのまま表現活動となる。表現活動主導の第二言語教育は、言語的な教育内容を表現活動というトータルな過程の一部として作動するものと位置づけた上で、それよりもむしろ表現活動を中心に据えて活動全体を応信性が串刺し貫くように教育を企画する教育の方略である。
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http://ir.library.osaka-u.ac.jp/repo/ouka/all/60432/MESE_21_037.pdf

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