Departmental Bulletin Paper オルタナティブスクールの現状と課題 : 全国レベルの質問紙調査に基づく分析から
The Current Status of Alternative Schooling in Japan
オルタナティブスクール ノ ゲンジョウ ト カダイ ゼンコク レベル ノ シツモンシ チョウサ ニ モトヅク ブンセキ カラ

藤根, 雅之  ,  橋本, あかね  ,  フジネ, マサユキ  ,  ハシモト, アカネ  ,  Fujine, Masayuki  ,  Hashimoto, Akane

21pp.89 - 100 , 2016-03-31 , 大阪大学大学院人間科学研究科教育学系 , オオサカ ダイガク ダイガクイン ニンゲン カガク ケンキュウカ キョウイクガクケイ , Department of Education Graduate School of Human Sciences, Osaka University
ISSN:13419595
NCID:AN1055404X
Description
学校教育法第一条で定める学校以外にも、多様な学びの場(以下「オルタナティブスクール」という)が存在することが、個々のオルタナティブスクールを対象とした質的調査から明らかになっている。しかし他方で、その全体像をとらえた量的調査は、菊地・永田(2000、2001)のみであり、それ以降行われていない。そのため、本稿ではオルタナティブスクールの全体を概観し、オルタナティブスクールの下位分類ごとの特徴について明らかにするために、全国のオルタナティブスクールに対する質問紙調査を行った。今回の調査から、(1)オルタナティブスクールは、社会を揺るがすような出来事や価値観の変動を受けて設立数が増加する傾向にあること、(2)オルタナティブスクールの半数程度が法制度上の位置づけを望んでいる一方、2 割あまりが法制度上に位置づけられることを望んでいないこと、(3)オルタナティブスクールの活動実態は一様ではなく、下位分類ごとにみると多様な特徴を有していること、の3 点が明らかになった。今後は、利用者に応じた多様な教育実践を柔軟に保障できる制度をいかに設計していくかが課題であるといえる。
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http://ir.library.osaka-u.ac.jp/dspace/bitstream/11094/57409/1/aes21-089.pdf

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