Departmental Bulletin Paper パラ言語情報によって「モノ」や「場所」の価値は変わるか : 職業的発話でのイントネーションの作用
パラゲンゴジョウホウ ニ ヨッテ モノ ヤ バショ ノ カチ ハ カワルカ ショクギョウテキ ハツワ デ ノ イントネーション ノ サヨウ

大島, 里美

2015pp.49 - 60 , 2016-05-31 , 大阪大学大学院言語文化研究科 , Graduate School of Language and Culture, Osaka University , オオサカダイガク ダイガクイン ゲンゴブンカ ケンキュウカ
NCID:BA62202744
Description
音声言語の研究10
感謝のあいさつ丈とお詫び丈で、イントネーションに変化を持たせた音声を作成し、その音声がどのような価格帯にふさわしいかの聴取実験を行ったところ、聞き手が、音声の背景にある商品やサービスの値段・価値の判断する際に、イントネーションが大きな役割を担っているといえることが分かった。加えて、今回の調査に使用した男女l名ずつの音声の範囲ではあるが,男声の方が女声より価値の高さを想起させることや、聞き手が男性か女性かで、音声に対する評価が異なる傾向も見られた。また感謝のあいさつ丈では高価格帯で評価されたものが低価格帯で評価されなかったり、その逆もあったりしたが、お詫び丈では、聞き手はどのような価格帯であれ、価値の高い音声のお詫びを求める傾向があることが分かった。感謝のあいさつ丈では上昇イントネーションを使用した女声の評価が高くなったが、お詫び丈では下降イントネーションを使用した男声の評価が高くなった。相対的にイントネーションで上昇や下降の抑揚がついた場合、元の音声から評価を高めることより低めることの方が多かった。
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http://ir.library.osaka-u.ac.jp/repo/ouka/all/57300/gbkp_2015_o10_049.pdf

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