紀要論文 宮津における素材待遇形式ナル(2) : 適用範囲と感情性待遇
ミヤヅ ニ オケル ソザイ タイグウ ケイシキ ナル 2 テキヨウ ハンイ ト カンジョウセイ タイグウ

酒井, 雅史  ,  サカイ, マサシ  ,  Sakai, Masashi

14pp.27 - 35 , 2016-03 , 大阪大学大学院文学研究科社会言語学研究室 , オオサカ ダイガク ダイガクイン ブンガク ケンキュウカ シャカイ ゲンゴガク ケンキュウシツ
NII書誌ID(NCID):AA11555159
内容記述
本稿は、2015年度に京都府宮津市において実施した素材待遇形式ナルに関する報告である。具体的には、2014年度であげたいくつかの課題のうち、素材待遇形式の適用範囲と感情性待遇の有無について以下のことを報告した。(a)宮津市方言では感情性待遇も含めて素材待遇形式のヨルは使用されない。(b)感情性待遇という点では、宮津市方言で用いられる素材待遇形式ナルにもその使用は認められない。(c)ナルは無生物が主語の場合や、動物が主語の場合にもほとんど使用されず、人以外の対象への適用範囲の広がりはないと考えられる。(d)《非情物》《心内発話》での使用に地域差が認められるものの、全体としては宮津地区と日置地区に地域差は認められない。また、地域差にくわえて、性差、年齢差による違いもないと考えられる。
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http://ir.library.osaka-u.ac.jp/dspace/bitstream/11094/55616/1/sln14-027.pdf

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