Departmental Bulletin Paper 宮津市方言における語彙の使用について
ミヤヅシ ホウゲン ニ オケル ゴイ ノ シヨウ ニ ツイテ

韓, 娥凜  ,  ハン, アルン  ,  Han, Arun

14pp.12 - 26 , 2016-03 , 大阪大学大学院文学研究科社会言語学研究室 , オオサカ ダイガク ダイガクイン ブンガク ケンキュウカ シャカイ ゲンゴガク ケンキュウシツ
NCID:AA11555159
Description
本稿は、2014、2015 年度に京都府宮津市において実施した方言調査のうち、方言語彙の使用実態を報告するものである。主に『日本言語地図』の結果に基づき、宮津市における調査結果との対象を行った。調査地点は宮津市中心部の宮津地区と、宮津市の北部に位置する日置地区の2 地点を選定し、方言翻訳式調査、なぞなぞ式調査、イラスト提示式調査の3 つの方法を用の2 地点を選定し、方言翻訳式調査、なぞなぞ式調査、イラスト提示式調査の3 つの方法を用いた面接調査を実施した。調査の結果、以下のような特徴が確認できた。(a)宮津市における方言語彙は『日本言語地図』の調査結果とは異なる傾向がみられ、全体的に共通語形の使用が目立っている。(b)方言語形を維持する傾向が強い項目には、人間の身体に起きる変化や感覚、動作などと関連する語彙が多かった。(c)農作物の名前や道具などの語彙は、伝統的な方言語形のみならず、共通語形が取り入れられていた。(d)一部の調査項目において宮津地区より日置地区における方言語形の維持が目立っている傾向がみられるが、全体的に一般化できる程度の地域差はみられなかった。
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http://ir.library.osaka-u.ac.jp/dspace/bitstream/11094/55613/1/sln14-012.pdf

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