Departmental Bulletin Paper 長野県伊那市小黒川および信州大学農学部附属AFC西駒演習林における糞虫相
Dung beetles (Scarabaeoidea) fauna in Ogurogawa River and Nishikoma Rsearch Forest at Shinshu University

上木, 岳  ,  泉山, 茂之

16pp.47 - 54 , 2018-03-23 , 信州大学農学部附属アルプス圏フィールド科学教育研究センター
NCID:AA11845727
Description
本報告は,中部山岳地域に位置する西駒演習林を中心とした地域について,糞虫を指標種に用いた環境評価の基礎データとして利用するために,標高別の糞虫相を調査し,その採集記録を作成したものである.調査は,標高700~2,674 m において,標高100~200 m ごとに計12ケ所の調査地点を設定し,2017年5月19日から同年11月12日かけて実施した.調査には,牛糞を用いたベイトトラップと衝突板トラップFlight Intercept Trapを使用した.さらにライントランセクト調査による採集も行った.本調査では3科17種,計1,065個体の糞虫が採集された.内訳は,コブスジコガネ科1種,センチコガネ科1種,コガネムシ科15種であった.糞の利用タイプによる糞虫の内訳は,Dweller 11種,Tunneler5種であり,さらに腐敗物質を餌資源とするタイプが1種確認された.また,長野県版レッドリストにおける絶滅危惧Ⅱ類としては,オオクロツヤマグソコガネが確認された.
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