紀要論文 塩ストレスがエンサイの光化学反応に及ぼす影響
Photochemical reaction of water spinach as influenced by salinity stress

林, 匠  ,  井上, 直人  ,  織井, 孝治

15pp.39 - 45 , 2017-03-27 , 信州大学農学部附属アルプス圏フィールド科学教育研究センター
NII書誌ID(NCID):AA11845727
内容記述
エンサイは熱帯圏でよく用いられている有用資源作物で,水辺に生育し,塩ストレス抵抗性も有している.この試験では,塩ストレス条件下での光合成明反応の特性を明らかにするため,パルス振幅変調法(PAM)やレーザー励起蛍光分析法(LIF),また励起光源にLED を用いたLED 励起蛍光分析法(LED-IF)を用いて,6水準の塩ストレスを負荷したエンサイの葉を測定した.塩ストレスの負荷の為,ポット試験を実施した.塩化ナトリウムを0(対照区),300,600,1200,1800,2400g・m‒2施用した試験区を4反復で設け,1ヵ月間栽培した.その結果,クロロフィル蛍光測定において,600g・m‒2におけるF0/Fm が小さく,Fv/Fm の値が大きい傾向が示された.また,SPAD においては,300と600g・m‒2区の値が高かった.LED-IF とLIF の結果を考え合わせると,エンサイが塩ストレス耐性を有するだけでなく,塩要求性を持つことが示唆された.
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