Departmental Bulletin Paper 食品成分による肥満と関連疾患の予防に関する分子メカニズム
Prevention Mechanism of Food Factors for Obesity and Obesity-Related Disorder

三谷, 塁一

53pp.17 - 26 , 2017-03-21 , 信州大学農学部
NCID:AN00121352
Description
飽食の時代となった日本を含む先進国では,運動不足や過剰な栄養供給,偏食から,体内に過剰な脂肪を溜め込み病態化した肥満症人口が増加している問題がある。肥満は脂肪細胞の肥大化に起因しており,脂肪細胞の肥大化によって脂肪細胞から分泌される生理活性物質が糖尿病や高血圧症,心血管系疾患といった生活習慣病発症のリスクを増大することが知られている。脂肪細胞の肥大化を誘発する外部環境要因として食事が挙げられることから,食品成分を用いた抗肥満研究が広く行われている。また,近年では, 脂肪細胞を標的とした抗考化研究も展開されており,脂肪細胞を用いた研究は,肥満や生活習慣病を対象とした研究に留まらないと言える。本総説では,脂肪細胞の形成や機能を解説するとともに,脂肪細胞を標的として肥満や肥満関連疾患を予防する分子機構について紹介する。
Full-Text

https://soar-ir.repo.nii.ac.jp/?action=repository_action_common_download&item_id=18775&item_no=1&attribute_id=65&file_no=1

Number of accesses :  

Other information