紀要論文 高冷地における普通ソバの地温による発育予測の実用性
Soil Temperature Can Predict the Developmental Stage of Common Buckwheat in Cold Highlands

関沼, 幹夫  ,  畠中, 洸  ,  岡部, 繭子

14pp.63 - 69 , 2016-03-30 , 信州大学農学部附属アルプス圏フィールド科学教育研究センター
NII書誌ID(NCID):AA11845727
内容記述
ソバ栽培の問題の一つは,近年,反収が減収傾向にあることである。解決策となる発育予測モデルは,生育障害を起こす長雨と乾燥や,倒伏を招く強風などの減収要因を回避する播種日の決定を可能にする。中間栽培型品種「信濃1号」を用いて,播種期試験を信州大学野辺山ステーションで行い,農業の現場で使える気温と地温を用いた簡易な予測モデルを検討した。その結果,日長データを用いなくても,地温は,出芽と出芽から開花までの発育速度と高い相関関係が認められた。このようなモデルは,高冷地のような低温による栽培期間が限定される環境において,効果的な栽培を行うための播種期決定に重要な推定式と考えられた。特に深部の地温は,気象の長期変動を反映するため,今後の気候変動の影響に対処するための従来と異なる播種期決定に有効と期待される。
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