紀要論文 長野県塩尻市における過去10年間のツキノワグマ捕獲状況と捕獲個体の人里依存度
The capturing transition of Asiatic black bear in Shiojiri City during 2005-2014 and the dependence of bears on human-origin food

中下, 留美子  ,  岸元, 良輔  ,  瀧井, 暁子  ,  橋本, 操  ,  鈴木, 彌生子  ,  林, 秀剛  ,  泉山, 茂之

13pp.89 - 98 , 2015-03-31 , 信州大学農学部附属アルプス圏フィールド科学教育研究センター
NII書誌ID(NCID):AA11845727
内容記述
長野県塩尻市で2005年から2014年までの10年間に捕獲されたツキノワグマ(Ursus thibetanus)について,長野県が収集した捕獲票をもとに捕獲状況を整理した。また,捕獲時に体毛試料が収集された個体については,体毛の炭素・窒素安定同位体比を測定し,捕獲地点や被害との関連性,人里への依存度について検討した。その結果,調査期間を通じて塩尻市宗賀・洗馬地区一帯で捕獲が多く,捕獲個体の人里への依存度が高いことが明らかとなった。当該地域における徹底した電気柵の設置や誘引物除去等などクマを寄せつけない環境づくりによる被害防除・軽減対策が求められる。
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