Departmental Bulletin Paper 初級・初中級レベル学習者対象の「日本の文化」授業の実践報告
ショキュウ・ショチュウキュウ レベル ガクシュウシャ タイショウ ノ「ニホン ノ ブンカ」ジュギョウ ノ ジッセン ホウコク
初級初中級レベル学習者対象の日本の文化授業の実践報告
Report on "Japanese culture" course for elementary and pre-intermediate level learners

高岸, 雅子  ,  タカギシ, マサコ  ,  Takagishi, Masako

(14)  , pp.169 - 189 , 2016-03-00 , 同志社大学日本語・日本文化教育センター , Transcription:ドウシシャ ダイガク ニホンゴ ニホン ブンカ キョウイク センター , Alternative:Doshisha University Center for Japanese Language and Culture
ISSN:21868816
NCID:AA12331634
Description
実践報告(Practice Report)
外国人学習者の日本留学の動機づけとして「日本文化を学習する」というものが多い。筆者が考える外国人学習者にとっての「日本の文化学習」というのは、固定化された「日本の文化」の知識をそのまま受け取るのではなく、自らの目で日本を見つめることによって、自らの「日本の文化」を発見することではないかと考えている。本稿では、筆者が同志社大学日本語・日本文化教育センターにおいて担当している初級・初中級レベルの学習者対象の「日本の文化A(日本文化の諸相)」の授業で提出された期末レポートをもとに、授業を受けた外国人学習者はどのようなものを得られたと考えているかを明らかにした。この授業は、(1)講義、(2)与えられたテーマについての話し合い、(3)希望者による各回のテーマについての発表、という3つの授業活動を組み合わせて行なった。学習者の期末レポートを読むと、「日本の文化」の授業を受けることによって自らの視点や認識が変わったことを楽しんでいる者、日本での生活に役立てている者、日本文化という異文化を知った上で自国のあるべき姿を展望している者、多様な国の学習者との話し合いを通じて異文化相互理解が図れたと考えている者、さらに専門性を追求して学問を続けようとする者の姿が見られ、さまざまな成果があったことが窺えた。「日本の文化」の授業を受けている学習者は、日本での日常生活の中で、日本社会に積極的に関わり、自らの「日本の文化」を発見したと言えるのではないかと考える。
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https://doors.doshisha.ac.jp/duar/repository/ir/22921/042000140009.pdf

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