紀要論文 中級学習者への文学読解授業
チュウキュウ ガクシュウシャ エノ ブンガク ドッカイ ジュギョウ
Modern Japanese reading comprehension class on literature for intermediate foreign students

川森, めぐみ  ,  カワモリ, メグミ  ,  Kawamori, Megumi

(14)  , pp.149 - 168 , 2016-03-00 , 同志社大学日本語・日本文化教育センター , Transcription:ドウシシャ ダイガク ニホンゴ ニホン ブンカ キョウイク センター , Alternative:Doshisha University Center for Japanese Language and Culture
ISSN:21868816
NII書誌ID(NCID):AA12331634
内容記述
実践報告(Practice Report)
本稿は、中級レベル外国人学習者に対する文学読解授業の実践報告である。まず、授業デザインを紹介する。授業目標は、「日本語で日本文学を読みたい」という学習者のニーズに応えることである。そのためには、小説を通じた異化作用体験をし、それが読むモチベーションを向上させ、読解力をさらに高めようとする循環運動が必要であろうと考えた。次に、データと先行研究から、語彙不足および逐語読みが学習者に内在する問題であることを指摘した。その解決の枠組みとして、語彙教育、予測ストラテジー教育、小説を読むストラテジー、小説技法の知識の有用性を検討した。さらに、実践したactivityとその効果を紹介した。そして、次のことが明らかになった。①語彙不足は大きな問題ではない。②ピア活動は読み方を変化させるのに大きな効果があった。③教師主導でない進め方に全員が適応したわけではない。④一人称小説の特徴はよく理解された。⑤ごく短い抜粋で異化作用を起こせたかは判断保留である。学習者は読解力の進捗と、日本文学へのモチベーション向上に高い自己評価を与えた。
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https://doors.doshisha.ac.jp/duar/repository/ir/22920/042000140008.pdf

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