Research Paper 聖書のレビヤタンのシンボリズムとファンタジー : アビスの怪物から預言者たちの救済者まで
セイショ ノ レビヤタン ノ シンボリズム ト ファンタジー : アビス ノ カイブツ カラ ヨゲンシャ タチ ノ キュウサイシャ マデ
Symbolism and fantasy of the biblical Leviathan : from monster of the Abyss to redeemer of the prophets

グレヴィッチ, ダニエル  ,  Gurevitch, Danielle

10pp.40 - 58 , 2015-03-31 , 同志社大学一神教学際研究センター , Transcription:ドウシシャ ダイガク イッシンキョウ ガクサイ ケンキュウ センター , Alternative:Doshisha University Center for Interdisciplinary Study of Monotheistic Religions
ISSN:18801080
NCID:AA12265700
Description
一般論文
レビヤタンとして周知されている聖書の伝説上の怪物は、世界を消滅させようと企む破壊的な力の中核である。しかしながら、ユダヤの民衆的な信仰の中には、同様の海の動物を、悔悛と再生という精神的な理念に関係づけているものもある。本稿においては、古代ユダヤ文学におけるレビヤタン/クジラのイメージと文化的な記述について、また中世キリスト教におけるそれらの影響についても検証する。西欧社会でのレビヤタンのイメージの起源は成長し、何世紀にもわたって、様々な文化において、伝統的な伝承、宗教的エートスにおいて必須のものとなったことを主張する。それぞれの社会は、彼ら自身の集合的原始的恐怖に対応して、独特の様式でこの伝説上の生き物を描写し、苦悩の時代の力と希望の源に練りかえていった。つまり、本稿は、巨大な怪物のイメージが、たとえそれが敗北しようとも(古代異教文明の場合)、統制されようとも(ユダヤ教の場合)、罪人に対する罪の恐怖としての脅しになろうとも(キリスト教の場合)、究極的には力と慰めの源となりうることを主張する。
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https://doors.doshisha.ac.jp/duar/repository/ir/22628/r001000100004.pdf

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