紀要論文 クラウド・コンピューティングが日本企業に与える影響 : 全要素生産性上昇率への寄与と解決すべき課題
クラウド・コンピューティング ガ ニホン キギョウ ニ アタエル エイキョウ : ゼンヨウソ セイサンセイ ジョウショウリツ エノ キヨ ト カイケツスベキ カダイ
クラウドコンピューティングが日本企業に与える影響 : 全要素生産性上昇率への寄与と解決すべき課題
クラウド コンピューティング ガ ニッポン キギョウ ニ アタエル エイキョウ : ゼンヨウソ セイサンセイ ジョウショウリツ エノ キヨ ト カイケツスベキ カダイ
The impact of cloud computing technologies in Japanese firms : contribution to TFP (total factor productivity) growth and problems to be solved

高橋, 靖生  ,  タカハシ, ヤスオ  ,  Takahashi, Yasuo

16 ( 2 )  , pp.53 - 72 , 2015-03-15 , 同志社大学政策学会 , Transcription:ドウシシャ ダイガク セイサク ガッカイ , Alternative:The Policy and Management Association of Doshisha University
ISSN:18808336
NII書誌ID(NCID):AA11408121
内容記述
論説(Article)
本稿では、クラウド・コンピューティング利用の可能性を探るため、企業がクラウド・コンピューティングを利用することによる全要素生産性への影響、利用における課題・問題点について、「情報処理実態調査」の個票データを用いて分析を行った。全要素生産性への影響については、クラウド・コンピューティングサービスの提供形態の一つであり、ソフトウェアサービスを提供するSaaSの関連指標を生産関数に説明変数に加え、分析を行い、企業におけるSaaS利用に関する課題・問題点については、ロジットモデルを用いて分析を行った。推計結果から、企業におけるSaaSの利用は、限定的ではあるが全要素生産性の上昇にプラスの効果をもたらしていることがわかった。SaaS利用において、企業はSaaSの信頼性や安全性に不安があることや、自社のビジネスモデルの変更が伴うことを理由にSaaSを利用していないことがわかった。一方、カスタマイズの自由度が低いことや、システムおよびデータ連携のためのAPIが標準化されていないなどの不満を持ちつつも、SaaSを利用している実態が明らかになった。
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https://doors.doshisha.ac.jp/duar/repository/ir/16833/019016020005.pdf

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