Others 悟り

西村, 泰一

2016
Description
中国の歴代王朝は必ずといっていい程、その末期になると農民反乱に苦しめられている。短い王朝だったが新王朝は赤眉の乱が主たる原因のひとつとなって滅んでいるし、これを平定した劉秀は後漢の祖となっている。その後漢も黄巾の乱が誘発した混乱が致命傷となって滅んでいる。唐末の黄巣の乱は唐王朝の権威をおおいに失墜させ、滅亡へと誘っている。☆さて、それらの農民反乱の嚆矢となるのが、秦末の陳勝・呉広の乱で、この乱に乗じて反旗を翻した項羽と劉邦が垓下の戦いに雌雄を決して勝った劉邦が漢王朝を開いている。☆さて陳勝であるが、”王侯将相寧有種也”はとても有名な彼の言であるが、ここで額縁風に用いた”燕雀安知鴻鵠之志哉”も彼が常日頃から口ずさんでいた言葉として有名である。この作品では形にできない”悟り”を敢えて形にしてみた。ご笑覧いただければ、幸いである。
この作品は2016年5月25日~6月6日、国立新美術館にて展示されました。
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