Departmental Bulletin Paper 中国人日本語学習者の助言場面における意識と行動に影響する諸要因
Factors Influencing Awareness and Behavior in Suggestion Situations by Native Chinese Speakers Learning Japanese

黄, 郁蕾  ,  玉岡, 賀津雄  ,  HUANG, Yulei  ,  TAMAOKA, Katsuo  ,  たまおか, かつお

48-9pp.11 - 21 , 2015-06-25 , お茶の水女子大学日本言語文化学研究会
NCID:AN10426480
Description
本研究は、Brown & Levinson( 1978,1987 )のポライトネス理論の枠組で、中国人日本語学習者の助言場面における意識と行動に影響する諸要因を検討した。その際、日本語学習経験の無い中国語母語話者と日本語母語話者を統制群として、日本語学習者の語用論的転移に焦点を当てた。その結果、まず諸要因の影響関係には階層性がみられた。助言により相手を恥ずかしがらせる程度と社会的距離(親疎関係)は非常に強い要因となった。しかし、社会文化差、L とL 、男女の違いの影響は弱かった。また、助言に関する意識では、語用論的転移と逆行転移がみられ、学習者のL (中国語)とL (日本語)の双方向での影響関係がみられた。さらに、学習者の助言に関する意識と実際の助言行動の不一致がみられた。
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http://teapot.lib.ocha.ac.jp/ocha/bitstream/10083/59587/1/48-9_p.11-21.pdf

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