紀要論文 意見交換会話における日本語中級非母語話者と母語話者の会話参加 : 超上級接触場面との比較から
Participation of Native Speakers and Non-Native Speakers at the Intermediate-Level in Discussions: A Comparison with Speaker at the Advanced Level

小松, 奈々  ,  こまつ, なな  ,  KOMATSU, Nana

48-9pp.1 - 10 , 2015-06-25 , お茶の水女子大学日本言語文化学研究会
NII書誌ID(NCID):AN10426480
内容記述
本研究では、日本語中級非母語話者の意見交換会話への参加の様相を探るため、超上級非母語話者の接触場面と中級非母語話者の接触場面における会話参加者の発話の長さと発話機能使用数を比較した。分析の結果、超上級接触場面では非母語話者と母語話者の発話の長さが類似しているのに対し、中級接触場面では非母語話者より母語話者の発話が長いことが明らかになった。発話機能の使用数においては、超上級接触場面、中級接触場面共に母語話者が情報要求、非母語話者が情報提供の使用が多いという傾向が見られた。その他に中級接触場面では相手発話に同意する発話の使用数において非母語話者が母語話者より少ないことがわかった。中級接触場面の会話例からは、非母語話者が母語話者による確認の質問に答えることで発話を完成させている様子や、相手の意見への反応がないまま意見陳述を続行する非母語話者の様子が観察された。以上の分析に基づき、今後の中級非母語話者の会話指導への提案を行った。
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http://teapot.lib.ocha.ac.jp/ocha/bitstream/10083/59586/1/48-9_p.1-10.pdf

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