紀要論文 Internal Reduplication in Māori : Harmonic Serialism vs. Parallel OT

HASHIMOTO, Daiki

14pp.37 - 53 , 2016-03-01 , 東京大学大学院総合文化研究科言語情報科学専攻 , Graduate School of Arts and Sciences, the University of Tokyo
ISSN:13478931
NII書誌ID(NCID):AA11831019
内容記述
Harlow (1991) によってマオリ語の畳語形成 (reduplication) は記述・一般化され、複数の畳語パターンが存在することが明らかにされた。その後Meyerhoff and Reynolds (1996)によって最適性理論に基づいた理論分析が行われたが、Harlow (1991) でパターン2 と呼ばれていた畳語パターンに関しては、他のパターンに比べ例が少ないという理由で理論分析が見送られていた。本研究ではこのパターン2 に対して、GEN とEVAL に関する想定が異なる2つの最適性理論の枠組み(並列型最適性理論 (Parallel Optimality Theory) と調和的直列理論 (Harmonic Serialism))による理論分析を試みる。その際に調和的直列理論はこの畳語パターンを正しく予測できるが、並列型最適性理論では捉えられないことを明らかにする。この予測の差はGEN に関する両者の想定の違いに起因する。本研究の意義は、マオリ語の畳語形成が並列型の最適性理論よりも調和的直列理論の方が優れている証拠になることを明らかにした点にある。
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http://repository.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/dspace/bitstream/2261/59395/1/lis1403.pdf

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