Research Paper 歴史学におけるデジタル研究を評価するためのガイドライン

菊池, 信彦  ,  小風, 尚樹  ,  師, 茂樹  ,  後藤, 真  ,  永崎, 研宣

2016-02-04 , 国立国会図書館 , 東京大学大学院人文社会系研究科欧米系文化研究専攻西洋史学専門分野 , 花園大学文学部文化遺産学科 , 国立歴史民俗博物館 , 人文情報学研究所
Description
本稿は、2015年9月にアメリカ歴史学協会(American Historical Association) が、歴史研究者によってなされたデジタル研究の評価に関するガイドラインとして発表した 'Guideline for the Professional Evaluation of Digital Scholarship by Historians'( http://historians.org/teaching-and-learning/digital-history-resources/evaluation-of-digital-scholarship-in-history/guidelines-for-the-evaluation-of-digital-scholarship-in-history ) の翻訳である。 歴史研究において、様々なデジタルツールの活用、あるいはデジタル・ネットワーク上での議論が重要な意義を持ち始めてからすでに久しい。しかしながら、こうしたデジタルテクノロジーに支えられた歴史学上の研究成果が、研究者の昇進や雇用に際して正当に評価されるための指針というのは、これまで明示されてこなかった。 本ガイドラインは、デジタル・ヒストリーの研究成果が歴史学界において正当に評価されることを目的に、研究を評価する大学当局・研究を世に提示する研究者・デジタルプロジェクトを促進するアメリカ歴史学協会の三者に対し、アメリカ歴史学協会が具体的な提言を行ったものである(菊池信彦「西洋史DHの動向とレビュー-デジタルヒストリーをいかに評価するか?-アメリカ歴史学協会がガイドラインを採択」『人文情報学月報』第50号【前編】2015年9月 [ http://www.dhii.jp/DHM/dhm50-1 ] 、も参照のこと)。 なお本翻訳文は、Japanese Association for Digital Humanitiesのホームページにおいても公開されており( http://www.jadh.org/guidelines-for-the-evaluation-of-digital-scholarship-in-history )、デジタル・ヒューマニティーズの研究成果に対する学問的評価をめぐる議論を、日本国内でも活発化させることを目的としている。
Full-Text

http://repository.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/dspace/bitstream/2261/59142/1/Guidelines_for_the_Evaluation_of_Digital_Scholarship_in_History_jp.pdf

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