紀要論文 自立した読書人を育てる国語科授業の開発
The Development of the Japanese Lesson to Foster Independent Reader

有川, 佐智子  ,  難波, 博孝  ,  間瀬, 茂夫  ,  山本, 陽子  ,  高瀬, 裕人  ,  溝上, 大樹  ,  谷, 栄次  ,  羽場, 邦子  ,  竹森, 文美

(45)  , pp.33 - 42 , 2017-03-31 , 広島大学学部・附属学校共同研究機構
ISSN:1346-5104
NII書誌ID(NCID):AA11551679
内容記述
本研究は,グローバル化社会において自立した読書人となるために必要な資質・能力を育てるための小学校国語科における読書カリキュラムの開発を行うことを目的としている。本年度は,自立した読書人に必要な資質・能力を「読書に関する知識・技能」「読書を通した思考力・判断力・表現力」「主体的・積極的に読書に取り組み,読書を通して情緒を育て,様々な人の中に参入する態度」とし,カリキュラムの内容も同じ3領域で編成した。国語科の指導内容は,系統的・段階的につながるとともに,螺旋的・反復的に学習することで能力の定着を図ることが大切であると考える。そこで,「読書に関する知識・技能」「読書を通した思考力・判断力・表現力」は,それぞれの学年で焦点化したり重点化したりしながら指導していくが,指導対象学年を明確に分けることはしない。「主体的・積極的に読書に取り組み,読書を通して情緒を育て,様々な人の中に参入する態度」は,読書に向かう態度と本によって培う人間性とに分け,2学年ずつで段階的に指導していくこととした。これに基づいて実践を4本行い,その成果と課題からカリキュラムの妥当性を検証した。
In this research, we aimed to develop the reading curriculum in elementary school in order to foster independent reader in the global society. We examined and configured the reading curriculum based three competences:(1)reading skills, (2)the competency of thinking, judging and expressing through reading, (3)the positive attitude to reading, the affect through reading and the positive attitude to participate in the community. We think it is important to teach in the gradual and repeated approach. Then, we planned and practiced the four lessons based these three competences, examined the achievement and problems of these lessons and validity checked our reading curriculum.
本文を読む

http://ir.lib.hiroshima-u.ac.jp/files/public/4/43380/20170628095704343037/AnnEducRes_45_33.pdf

このアイテムのアクセス数:  回

その他の情報