Departmental Bulletin Paper 創造力の育成をめざした音楽科授業(2) : 詩の朗読に合うBGMの創作
A Study of the Role of Music Teaching in Developing Students’ Creativity (2) : Composing Background Music to Fit the Image of Poems

増井, 知世子

(62)  , pp.79 - 86 , 2016-03-31 , 広島大学附属中・高等学校
ISSN:1349-7782
NCID:AA12025729
Description
知識基盤社会における芸術科の大きな役割の1つに,創造力の育成が挙げられる。本校芸術科では一昨年度より3年間,「創造力の育成をめざした芸術科教育」というテーマのもとに授業研究を行ってきている。研究の第1年次において,音楽科では,「コンピュータによる音楽創作-音楽様式の学習をふまえて-」という単元の授業(高Ⅱ)を行い,その実践報告を2013年度の本研究紀要にまとめた。第2年次では「詩の朗読に合うBGMの創作」という単元の授業(高Ⅱ)を行った。今年度の第3年次では第2年次の授業を改善して,同単元の授業(高Ⅰ)を行った。本稿は第3年次の実践報告とまとめである。昨年度の実践から改善した点は,授業計画全般にわたってアクティブラーニングを取り入れたことである。楽曲の聴取から作品の相互評価に至るまで,グループからクラス全体へと,意見交流と共有を繰り返し行うことで,学びをより深めることを意図した。本校芸術科では,創造力育成に向けての学習を,次の3 段階で考えている。すなわち,(1) 知識・技能の獲得,(2) 思考力・判断力の育成,(3) 表現力・創造力の育成である。この3つの学習段階に基づいて,授業計画を考えた。授業計画の前半では(1)(2)に基づき,創作の導入としての楽曲鑑賞(聴取)を行った。後半では(2)(3)に基づき,創作を行った。生徒の取り組みの過程や作品,およびワークシートの分析から,創造力育成の一端を確認することができた。
Full-Text

http://ir.lib.hiroshima-u.ac.jp/files/public/40430/20160621142238564124/BullTheoryPracticeSecEdu_62_79.pdf

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