Departmental Bulletin Paper パラグラフ・ライティングは「つながり」から「まとまり」へ
Cohesion before Coherence in the Teaching of Paragraph Writing

山岡, 大基

(62)  , pp.71 - 78 , 2016-03-31 , 広島大学附属中・高等学校
ISSN:1349-7782
NCID:AA12025729
Description
本稿は,パラグラフ・ライティング指導における「つながり」(cohesion・結束性)と「まとまり」(coherence・一貫性)の指導順序に関して考察する。「つながり」と「まとまり」は,旧来よりパラグラフ・ライティングにおいては重要な要素と指摘されてきたが,概念的な理解に留まることが多く,実践的には必ずしも,それらの指導方法について体系化がなされてきたわけではない。筆者の指導経験上,「まとまり」を焦点化する指導だけでは,「まとまり」を作る力を生徒に身に付けさせることが困難であった。むしろ,「つながり」を焦点化して指導することにより,かえって「まとまり」の面でも好影響が見られた。両者がパラグラフ・ライティングにおいて同等に重要な要素であることは言を俟たず,また,常識的に考えて,両者に同時並行で配慮することが現実的ではある。しかし,本稿では,あくまで1つの可能性として,「まとまり」を指導する際,あえて「つながり」から指導を始めることが効果的ではないかという提案を行う。
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http://ir.lib.hiroshima-u.ac.jp/files/public/40429/2016062114190092375/BullTheoryPracticeSecEdu_62_71.pdf

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