学術雑誌論文 <依頼原稿>シンポジウム報告:第八回年次研究大会シンポジウム「哲学は視覚イメージ化できるのか --多様な媒体を通した表現のあり方を探る」

田中, さをり  ,  理系漫画家, はやのん  ,  森岡, 正博  ,  児玉, 聡

8pp.5001 - 5008 , 2017-06-01 , Japanese Association for the Contemporary and Applied Philosophy (JACAP)
ISSN:1883-4329
NII書誌ID(NCID):CC00000001
内容記述
掲載日: 2017.06.01
『レポート漫画で科学を伝える──アウトリーチ手法としての漫画の可能性』: レポート漫画という手法を使って理工系の研究開発紹介漫画を描いてきたはやのん氏は、英語教育分野の大学院でクリティカルシンキングを学んだ.漫画で研究内容を伝えるには「簡潔」「正確」「有益」かつ「面白さ」が大事で、哲学分野のアウトリーチにおいても漫画は有効と語った。 『まんがで哲学を表現する可能性──まんが原画を描いた経験から』: 拙著『まんが哲学入門』で行なった哲学的概念の視覚イメージ化について、他の作品やまんが論を参照しながら、その性質を考察する。「独在的存在者」の指示に関して、「補完的共同作業」が期待されているという点が明らかになった。 『オンラインコースで届ける生命倫理学入門』: 哲学の視覚イメージ化には、少なくとも二つの可能性がある。一つは、すでにある思想をわかりやすく伝える手段として。もう一つは、新しい思想を生み出すためである。哲学は文章による表現を重視してきた。しかし哲学と文章の結び付きは必然ではない。マンガやアニメといった表現方法を用いて哲学的思考を行う可能性についても、哲学者は検討すべきではないか。本稿では、筆者の経験について簡単に述べる。
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http://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/bitstream/2433/226255/1/cap_8_2.pdf

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