紀要論文 <解説・資料>多様な地上・衛星観測データを用いた太陽活動に伴う宇宙圏、および大気圏環境の長期・短期変動に関する研究
A study of long-term and short-term variations in space and Earth's atmosphere environments associated with solar activity using different kinds of ground-based and satellite observation data

新堀, 淳樹

12pp.67 - 102 , 2016-11-15 , 京都大学生存圏研究所
ISSN:1880-649X
NII書誌ID(NCID):AA12127944
内容記述
地球を取り巻く大気圏(対流圏・成層圏・中間圏・熱圏)、およびその周辺の宇宙圏(電離圏・プラズマ圏・磁気圏・惑星間空間)の基本構造と環境は、太陽から放射されるエネルギー(太陽放射、太陽風)を入力とした平衡状態によって規定される。しかしながら、太陽放射エネルギーは常に一定ではなく、太陽活動に応じて変動するため、大気圏・宇宙圏で観測される長期的な環境変動が太陽活動によるものか、人為起源によるものかを見極めるには、長期にわたる様々な地上・衛星観測データを統合解析することによって、太陽活動に対するこれらの領域の応答過程を解明し、定量的に一つのシステムとして捉える必要がある。このような研究を促進させるためには、様々な地上・衛星観測データを一元的に取り扱うデータ解析システムが必要不可欠となるが、2009 年5 月から開始された大学間連携プロジェクト「Inter-university Upper atmosphere Global Observation NETwork: IUGONET」において、様々な地上観測データを相互参照し、可視化・相関解析を行う研究インフラを開発してきた。現在では、多くの地上観測データが公開され、このデータ解析システムを駆使して大気圏・宇宙圏の短期・長期変動に関する研究を行える環境にある。本解説では、IUGONET プロジェクトの概要について述べ、これまで行ってきた大気圏・宇宙圏の太陽活動に対する応答とそのメカニズムに関する研究を紹介する。
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http://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/bitstream/2433/225787/1/rish_01200_67.pdf

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