研究報告書 介護費用長期推計の比較分析 : 欧州委員会「エイジング・レポート」をもとに

明村, 聖加  ,  小嶋, 大造

16042016-09 , Institute of Economic Research, Kyoto University
内容記述
本稿では, 欧州委員会「エイジング・レポート」(2015年) にもとづき, 4つのシナリオ (べ一スケースシナリオ, 長寿命化シナリオ, 健康シナリオ, 公的介護移行シナリオ) を設定し, 日本の介護費用について2060年までの長期推計を行うとともに, 将来の介護費用に影響を与える要因を検証する。また, これら4つのシナリオについて, 日本と欧州各国の推計結果を比較することで, 日本の長期的な介護費用の特徴について検討する。主要な結果は以下のとおりである。介護費用は, 2013年と2060年を比較すると, いずれのシナリオでも大幅に増加する, また, シナリオ別に比較すると, べ一スケースシナリオに対して, 長寿命化シナリオと公的介護移行シナリオで増加し, 健康シナリオで抑制されるとの結果が得られた。さらに, 日本と欧州各国の推計結果をシナリオ別に比較することで, 日本の介護費用に増大効果または抑制効果を与える要因について示唆が得られた。
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http://repository.kulib.kyoto-u.ac.jp/dspace/bitstream/2433/216652/1/DP1604.pdf

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