紀要論文 Gemcitabine+cisplatin併用療法が奏効した胆管癌術後肝転移の1例
A Case of Liver Metastatic Recurrence of Biliary Tract Cancer Completely Responding to Gemcitabine-cisplatin Combination Therapy

北見, 智恵  ,  河内, 保之  ,  須藤, 翔  ,  牧野, 成人  ,  西村, 淳  ,  川原, 聖佳子  ,  新国, 恵也  ,  Kitakami, Chie  ,  Kawachi, Yasuyuki  ,  Sudo, Natsuru  ,  Makino, Shigeto  ,  Nishimura, Atsushi  ,  Kawahara, Mikako  ,  Niikuni, Keiya

131 ( 5 )  , pp.303 - 309 , 2017-05 , 新潟医学会
ISSN:0029-0440
NII書誌ID(NCID):AN00182415
内容記述
症例は81歳の女性で, 中部胆管癌の診断で幽門輪温存膵頭十二指腸切除術が施行された. 病理組織学的所見は低分化型腺癌, pT3aN0M0 : stageIIAであった. 術後補助化学療法は行わず経過観察を行っていた. 術後5ヶ月目にCEAが上昇し, CTで肝S4に35mm大の肝転移を認めた. Gemcitabine+cisplatin併用療法を開始, CEAは3ヶ月後に正常化し, 6ヶ月後のCTで病変は消失した. 11コース施行後は投与間隔を2投1休から隔週投与に変更し, 10回施行した. 化学療法開始から1年でGrade1の末梢神経障害が出現し, 完全奏効(Complete response : CR)を維持していたため, 化学療法を中止した. 中止後6ヶ月経過した現在無再発生存中である. 胆道癌に対する化学療法でCRが得られる症例はめずらしい. CR症例の化学療法継続期間, 治療中止時期など, さらに症例を集積して検討する必要があると考えられた.
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http://dspace.lib.niigata-u.ac.jp/dspace/bitstream/10191/49549/1/131(5)_303-309.pdf

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