紀要論文 Pagetoid spreadを契機に発見された直腸癌術後局所再発の1例
A Case of Local Recurrence of Lower Rectal Cancer After Local Resection Found with Pagetoid Spread

岩城, 孝和  ,  亀山, 仁史  ,  中野, 雅人  ,  山田, 沙季  ,  廣瀬, 雄己  ,  八木, 亮磨  ,  田島, 陽介  ,  岡村, 拓磨  ,  永橋, 昌幸  ,  島田, 能史  ,  小山, 諭  ,  若井, 俊文  ,  Iwaki, Takawa  ,  Kameyama, Hitoshi  ,  Nakano, Masato  ,  Yamada, Saki  ,  Hirose, Yuki  ,  Yagi, Ryoma  ,  Tajima, Yosuke  ,  Okamura, Takuma  ,  Nagahashi, Masayuki  ,  Shimada, Yoshifumi  ,  Koyama, Yu  ,  Wakai,Toshifumi

129 ( 11 )  , pp.692 - 698 , 2015-11 , 新潟医学会
ISSN:0029-0440
NII書誌ID(NCID):AN00182415
内容記述
症例は80歳女性. 前医で下部直腸癌に対し経肛門的局所切除術が施行された. 局所切除後2年1か月目に, 外陰部から肛門にかけて掻痒を伴う紅色扁平隆起性病変が明らかとなった. 生検でPaget細胞が認められた. 乳房外Paget病は, 皮膚原発の一次性乳房外Paget病と二次性乳房外Paget病に分類され, 鑑別診断には免疫組織化学染色が有用である. 本症例では, 免疫組織化学染色でGCDFP-15陰性, CK20陽性, CK7陰性であり, Pagetoid spreadを伴う直腸癌局所再発と診断した. CT検査で所属リンパ節および遠隔転移を認めなかった. 外陰部膣合併切除を伴う腹会陰式直腸切断術を行うことで, 治癒切除となった. 直腸癌局所切除後のPagetoid spreadを伴う再発形式は稀であるが, Paget細胞遺残の可能性を考慮し, 外来通院時の肛門皮膚観察に注意すべきである.
本文を読む

http://dspace.lib.niigata-u.ac.jp/dspace/bitstream/10191/44296/1/129(11)_692-698.pdf

このアイテムのアクセス数:  回

その他の情報