Thesis or Dissertation 自立高齢者におけるアルコール摂取量と歯周組織状態との関係

Suwama, Kana

2016-03-23 , 新潟大学
Description
学位の種類: 博士(口腔保健福祉学). 報告番号: 甲第4163号. 学位記番号: 新大院博(口)甲第7号. 学位授与年月日: 平成28年3月23日
歯周病は多要因疾患に位置づけられている。細菌性因子については、言うまでもなく、歯周病原因菌が隣接面や歯肉縁下にプラークとともに存在することで歯周組織に不可逆的なダメージをあたえる。また、環境因子として、喫煙習慣や精神的ストレス等の関与も報告されている。さらに、栄養素等摂取量の違いが歯周病の発症・進行に与える影響についても研究が行われてきた。たとえば、ビタミンCやカルシウムを多く摂取する者は歯周組織のクリニカルアタッチメントレベル(CAL)が有意に小さかった。これらの栄養素が持つ抗炎症・抗酸化作用や骨代謝活性化作用が歯周組織の安定に寄与すると考察されている。また、アルコール摂取量と歯周病との関係については国内外でいくつかの調査が行われている。しかし、アルコールを多量に摂取すると歯周病の進行リスクが上がるという報告がある一方で、歯周病の進行とは関連がみられないとの報告や逆相関の関連があるとする報告もあり、アルコール摂取量と歯周病との関係については未だ一定の結論が得られていない。先行研究では、対象者の年齢幅が大きく、結果に対する年齢の影響を排除できずにいた。さらに、アルコール飲料の摂取は食物摂取状況に影響を及ぼすことが報告されており、アルコール飲料の摂取による食物摂取状況の変化が歯周病へ影響を与えていることも考えられる。しかし、先行研究では食物摂取状況について評価したものは見当たらない。それらのことが一定の関連性が得られない一因と考えた。そのため本研究の目的は、特定の年齢の自立高齢者を対象とし、アルコール摂取量と歯周組織の状態および食物摂取状況との関係について検討することとした。
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http://dspace.lib.niigata-u.ac.jp/dspace/bitstream/10191/42136/1/h27nok7_a.pdf

http://dspace.lib.niigata-u.ac.jp/dspace/bitstream/10191/42136/2/h27nok7.pdf

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