紀要論文 ヒーローによる解説付きビデオセルフモデリングを用いた介入効果の検討 ─ ある自閉症スペクトラム障害児の手拭き行動を対象として ─
Effects of Video-Self Modeling with Hero-Instruction: A Case Analysis of Hand-Drying Behavior of an Elementary-Aged Student with Autism Spectrum Disorder

高橋, 彩  ,  大竹, 喜久

163pp.31 - 37 , 2016-11-28 , 岡山大学大学院教育学研究科
ISSN:1883-2423
NII書誌ID(NCID):AA12338258
内容記述
本研究では,知的障害特別支援学校小学部に在籍する1名の自閉症スペクトラム障害児を対象として,対象児にとってのヒーローが標的行動を解説するビデオセルフモデリング(VSM)を用いた介入の効果を検討した。標的行動は「トイレで手を洗った後に自発的にポケットからハンカチを出し,手を拭く行動」であり,対象児はトイレに行く直前にビデオを視聴した。その結果,ビデオ単体での効果は現れず,ハンカチの所在を可視化する透明なウエストポーチや視覚的リマインダーを併用することによって行動が若干改善された。ヒーローを活用したVSMの効果に関与する要因として,言語能力,ヒーローと自身の同一行動に対する内在的な強化力の有無を取り上げ,考察を試みた。
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http://ousar.lib.okayama-u.ac.jp/files/public/5/54694/20161207164231738342/bgeou_163_031_037.pdf

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