紀要論文 ピンゲラップ島の養子制度 : 家族・親族・婚姻の変容との関わりにおいて
ピンゲラップトウ ノ ヨウシ セイド : カゾク・ シンゾク・ コンイン ノ ヘンヨウ トノ カカワリ ニオイテ
Adoption in the Change of Family, Kinship, and Marriage: A Case Study of Pingelap Island

中谷, 純江  ,  ナカタニ, スミエ  ,  NAKATANI, Sumie

56pp.73 - 74 , 2015-03-31 , 鹿児島大学 , カゴシマ ダイガク , Kagoshima University
ISSN:13450441
NII書誌ID(NCID):AN1013531X
内容記述
オセアニアにおいて養子慣行は広く観察され、多くの人類学研究で議論されてきた(NAKATANI 2013)。ピンゲラップ島に関する先行研究によれば、相続や婚姻など親族制度は、人口増加とともに進化し、島の限られた土地に多くの人が暮らすことを可能にしてきた(DAMAS 1983, 1984)。例えば、二重相続は所有地が複数個所にちらばる結果につながるが、それがセキュリティの役割を果たしている。どこかの土地が塩水にやられても、別のところに芋類の収穫が期待できるためである。養子慣行も同様に土地の相続と結びついて盛んに行われてきた。本研究では、ピンゲラップ島の養子観光に焦点を当て、島の人口減少という近年の状況下で家族や婚姻、親族制度の変容について明らかにするとともに、コミュニティの維持・発展の方向性を考察する。
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http://ir.kagoshima-u.ac.jp/bitstream/10232/24920/2/OCCASIONAL_PAPERS_56(pp73-74).pdf

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