Departmental Bulletin Paper フィジーの半自給的集落における資源利用の決定要因
Factors Influencing the Natural Resource Use in Semi Self-sufficient Communities: Case Studies in Fiji
フィジー ノ ハンジキュウテキ シュウラク ニオケル シゲン リヨウ ノ ケッテイ ヨウイン

"西村, 知"

Description
2012年より2014年まで、フィジーのビチレブ島、バヌアレブ島において、貝類(カイコソ)に焦点を当てて、資源利用を決定する要因を明らかにする試みを行った。調査地は、ビチレブ島東部のVeivatuloa(ヴェイヴァツロア)、同島、西部のNakorokula(ナコロクラ)、およびヴァヌアレブ島のLakeba(ラケンバ)である。 この調査報告では、2011年の行ったヴィチレブ島東部のWainqanak(ワインガナケ)のデータと、同じくヴァヌアレブ島に位置する、ヴェイヴァツォア(東部)とナコロクラ(西部)の3集落に関して、カイコソ捕獲についての比較を行った。その結果、東西でカイコソに対する重要が大きく異なることが明らかになった。また、市場への距離が資源利用の点で非常に重要であることが明らかとなった。 半自給的な集落における資源利用に関しては、集落の、生態文化的多様性(Hong 2015)ならびに採捕物、収穫部の性格(特に鮮度の重要性や重量)ならびに運搬の時間・コストを考慮した生態経済的多様性が重要な要因である。この両者のアプローチを取り込み、チューネン(1826)などの経済地理学的手法を援用することは、半自給的集落の資源利用の理解の可能性を拓く。
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